保湿って何をするの?肌のうるおいを保つ顔・体の美肌づくり
- ライター
- とみえみさと
こんにちは、ライターのとみえみさとです。
あなたは肌を保湿するスキンケアについてこのような疑問を持っていませんか?
- 「保湿って具体的に何をすれば良いの?」
- 「保湿ケアの正しい方法は?」
今回は、保湿に必要なケアや方法、スキンケアに使う化粧品の選び方について紹介します。
1.保湿って何をすれば良いの?なぜ必要?
「保湿」は、化粧水・美容液・クリームなどを使って水分と不足しがちな油分、そして水分を逃さないための保湿成分を補給することです。
肌内部の水分や油分が減少すると、乾燥による肌荒れ、かゆみなど様々な肌トラブルが起こる可能性があります。
肌トラブルを起こさないようにするために、まずは肌の水分量を高めて、健康な肌の土台を作ることが美肌への第一歩となります。
つまり、保湿は美肌づくりには絶対に必要なスキンケアなのです。
では具体的にどうやって保湿をすれば良いのかを詳しく解説していきます。
2.顔を保湿するスキンケア化粧品の順番と使い方
顔の保湿は水分の多い化粧水や、油分の多いクリームなどを順番に使って水分や油分を補給していきます。
各スキンケア化粧品の違いは、水分と油分の配合量で、自分の肌質に合う化粧品を組み合わせて使います。
- 化粧水…水分を補給する目的、大抵の場合油分は含まれない
- 乳液…水分と油分がバランスよく含まれている
- クリーム…乳液よりも油分の配合が多く、油分を中心に補給できる
基本的な使い方は、水分が多いものから油分が多いものへと順番に使っていきます。
化粧水(水分が多い)→乳液もしくはクリーム(水分が少なく油分が多い)
化粧水→乳液またはクリーム
保湿感が足りない場合や、美白やエイジングケアなど他の効能がほしい時は、美容液やスポットクリームをプラスします。
また、化粧水の浸透を高めるために導入化粧水を使ってから保湿ケアを始める人もいます。
導入化粧水(ブースター)→化粧水→美容液→乳液またはクリーム
どの保湿化粧品を使うときも、顔をゴシゴシこすったり手のひらでパンパンと叩いたりせず、優しく塗り込むようにして使いましょう。
3.スキンケアに使う保湿化粧水やクリームの選び方
まずは、基本のスキンケアに必要な化粧水と乳液(またはクリーム)を揃えてみてください。
スキンケア化粧品を選ぶ時は以下のポイントに注目。
- 保湿成分
- 保湿以外のケア成分
- 肌への刺激
セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲンなどの成分が配合されているスキンケア化粧品を使うことで、しっかりと肌にうるおいを与えることができます。
特に、セラミドは最も保湿効果が高いといわれている成分です、
肌の保湿力が欲しい人は、セラミドが補える保湿化粧品を選んでみてください。
また、保湿と同時に美白ケアやエイジングケアなどプラスのお手入れがしたい人は、美白成分やエイジングケア成分も含まれている美容液やクリームを選んでみてください。
代表的なエイジングケア成分…レチノール、ナイアシン、コラーゲンなど
また、実際に使って肌に赤みやヒリつきが出ない化粧品を使い続けることも重要です。
肌質は人によってそれぞれ異なるため、いろんな製品を試して自分に最適な保湿化粧品を見つけてみてください。
参考として、当サイトの女性スタッフが使っているおすすめのスキンケア化粧品を一部紹介します。
ライターとみえの場合
コメント
「季節の変わり目に肌が敏感になるので、低刺激の保湿化粧品をメインに使っています。」
- 化粧水:オルビス アクアフォースローションM
- 美容液:エトヴォス モイスチャライジングセラム
- クリーム:キュレル 潤浸保湿フェイスクリーム
- その他:週1でシートマスク
ディレクターTの場合
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「今のところ乾燥やニキビなどの肌悩みはないので、保湿とエイジングケアができる製品を使っています。」
- 導入化粧水:無印良品 導入美容液
- 化粧水:ベネフィアンス Wレジスト24 バランシングソフナー
- クリーム:ベネフィアンス リンクル スムージングクリーム エンリッチド
- その他:休日に出かける前日は毛穴パック
デザイナーHの場合
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「インナードライ肌で3年ぐらい化粧品を模索中です……。ビタミンを取り入れたスキンケアで肌を健康な状態に保つようにしています。」
- 化粧水:エリクシールルフレ バランシング ウォーター
- 美容液:スキンフード ゆず ウォーターC アンプル イン セラム
- 乳液:スキンフード ゆず ウォーターCエマルジョン
スキンケア化粧品を選ぶポイントをふまえて、自分にあった保湿剤を見つけてみてください。
4.クリームを使った肌の正しい保湿方法
体は、体用の乳液やクリームを使ってケアします。
乳液は肌なじみがよく使いやすいのが特徴で、クリームは油分が多く、より高い保湿力が期待できます。
乳液やクリームを手に取り、ひじ下→ひじ上→胸やお腹……など1部位ずつ順番に塗っていきます。
ひじ下やひじ下は、皮脂腺が少なく乾燥しやすい部位なので、念入りに保湿するようにしましょう。
逆に、背中・脇・お腹は皮脂腺が多くニキビができやすい部位です。
このような部位は保湿も重要ですが、洗浄で必要以上の皮脂を落とすことも大切になります。
5.保湿を行うおすすめのタイミング
保湿を行うタイミングは、入浴後・起床後・日中が一般的です。
特に、お風呂に入った後は体の熱により肌の水分量が低下して乾燥しやすい状態になるため、早急な保湿が重要になります。
入浴後のスキンケア
お風呂から上がってすぐに保湿ができるよう、脱衣所もしくは浴室の中に保湿化粧品を置いておくのがおすすめです。
入浴後の保湿は化粧水+乳液もしくはクリームが基本パターン。
保湿以外の効果を実感したい人は、ここに美容液などをプラスしましょう。
服を着る前に、乳液やクリームで全身の保湿も行います。
ちなみに、お風呂に保湿成分配合の入浴剤を入れておくと、入浴後の乾燥を防ぐことができます。
起床後のスキンケア
起床後は、寝ている間の皮脂や汗を洗顔で洗い流してから保湿を行います。
朝は化粧水と乳液で保湿をするのが基本のパターンです。
外出するなら、保湿の後に日焼け止めを塗るなどのUVケアもプラスして行いましょう。
乾燥を防ぐ日中のスキンケア
うるおいが足りず日中も乾燥する場合は、乾燥しやすい目元やフェイスラインに美容液や乳液を塗って保湿します。
化粧崩れが気になる人は、美容液・乳液の上からパウダーをはたくと簡単に化粧直しをすることができます。
化粧の上からミストを吹きかける保湿方法もありますが、ミスト単体では肌の水分がすぐに逃げて、かえって乾燥しやすくなってしまう恐れがあるので、あまりおすすめできません。
会社のオフィスなど乾燥しやすい場所で働いている人は、デスクに保湿用の乳液を1本置いておくとよいでしょう。
日中の乾燥対策におすすめのミストやスティック美容液などの保湿アイテムは、こちらのページで紹介しています。
6.ついやってしまいがちな間違った肌の保湿スキンケア
間違った方法で保湿ケアをしてしまうと、かえって肌の水分量が下がってしまい逆効果となってしまうことがあります。
ここでは、間違って認識している人が多い間違ったスキンケアについて解説していきます。
「化粧水だけでも肌は潤う」のは間違い
化粧水を付けた後は肌がもっちりとする製品もあるので、化粧水だけをつけて終わる人がいるのですがこれは間違い。
化粧水だけで肌を保湿することはできません。
化粧水は成分の大半が水のため、保湿成分が十分に含まれていません。
また、油分も含まれていないので、化粧水単体での保湿では不十分となってしまいます。
化粧水で水分を補い、保湿成分や油分は乳液やクリームを使って与えるようにしましょう。
「化粧水はパッティングして付ける」のは間違い
化粧水をパンパンと叩きながら付けると、しっかり肌に浸透するイメージはありませんか?実はこれも間違いです。
化粧水をパッティングしながらつけても肌の奥まで深く浸透することはありません。
また、肌をたたく刺激が赤ら顔やシミなどの原因となってしまうことがあります。
化粧水は、手のひらを使って肌を軽く押さえるようにして付けましょう。
「パックは長時間すれば保湿力が上がる」は間違い
シートマスクを使う時に、長時間付けたほうが保湿成分が肌に浸透すると思っていませんか?
実は、メーカーが推奨している時間以上付けっぱなしにしてしまうと、マスク自体の水分が抜けて保湿効果が低下してしまうことがあります。
シートマスクを使って保湿する時は、マスクを付ける時間を5〜10分にとどめておきましょう。
保湿におすすめのシートマスクはこちらの記事で紹介しています。
まとめ
今回は、保湿とはどういうケアなのか、何をするのかを詳しく解説しました。
化粧水・美容液・クリームなどを使って水分と不足しがちな油分、そして水分を逃さないための保湿成分を補給すること
スキンケア化粧品を選ぶ時のポイント
- 保湿成分(セラミドなどに注目)
- 保湿以外の成分(美白・エイジングケア成分に注目)
- 肌への刺激(赤みやヒリつきが出ないか確認)
しっかりと保湿を行って、肌を健康な状態に保ちましょう。