デリケートゾーンの黒ずみ・かゆみを改善する保湿ケア方法|粘膜や膣にも使える
- ライター
- とみえみさと
こんにちは!ライターのとみえみさとです。
あなたはデリケートゾーンに関するこんな悩みを持っていませんか?
- 「デリケートゾーンの黒ずみが気になる」
- 「デリケートゾーンが乾燥してかゆい」
デリケートゾーンは乾燥しやすく外部刺激に敏感なので、様々な肌トラブルが起こりがちな部位です。
今回は、デリケートゾーンの肌トラブルを改善するための洗い方や保湿ケア方法、保湿におすすめのアイテムについて紹介します。
1.デリケートゾーンの黒ずみ・かゆみなどの肌トラブルを改善する方法
陰部に起こる様々な肌トラブルのほとんどは、以下のケアで改善することができます。
- 洗いすぎない洗浄
- 肌を守る保湿
デリケートゾーンは、通常の石鹸やボディソープを使うと、強い洗浄作用で肌がアルカリ性に寄りすぎてしまい、肌本来の浄化作用を損なってしまう可能性があります。
そのため、デリケートゾーンは洗浄力の弱い専用の石鹸やソープで洗うことが重要です。
また、黒ずみや乾燥を防いで肌を健康な状態に保つには、デリケートゾーンの肌をうるおすケアが必要不可欠となります。
デリケートゾーンの黒ずみは、刺激によってメラニン色素ができた肌のターンオーバー(生まれ変わり)が遅れて起こります。
肌のターンオーバーを促進してメラニンを排出するためには、肌の保湿に加え美白ケアも有効です。
具体的なケア方法については、これから詳しく解説していきます。
2.デリケートゾーンの肌を正しく洗浄する方法
デリケートゾーンは他の部位よりも肌の皮膚が薄く、同じボディソープや同じ洗い方をすると“洗いすぎ”になってしまう可能性があります。
陰部の黒ずみやかゆみ、臭いなどが気になる時は、洗いすぎを防ぐために、普段使っているボディソープをデリケートゾーン専用のソープに見直してみてください。
デリケートゾーン専用のおすすめソープ
デリケートゾーンの洗浄におすすめのソープをピックアップしました。
フェミニンウォッシュ センシティブ
内容量 237ml
価格 900円
「アメリカNo.1のシェアを誇るブランドのソープ」
アメリカの医薬品メーカーが展開するデリケートゾーンに特化したブランドのフェミニンウォッシュで、手頃な値段で購入できます。
おすすめポイント
- 敏感肌用と普通肌用の2種類あり
- 生理中のケアにもおすすめ
- 洗いすぎによるかゆみを防ぐ
ピーチジョン デリケートウォッシュオイル
内容量 100ml
価格 3,500円
「こすらずに汚れが落ちるオイルソープ」
ピーチジョンのデリケートゾーン用ソープは、オイル状でしっとりと洗うことができます。
おすすめポイント
- 敏感肌用と普通肌用の2種類あり
- 生理中のケアにも使える
- 美容オイル配合でしっとりした使い心地
ジャムウ クリアナノソープ
内容量 100g
価格 1,400円
「デリケートゾーン用の固形石鹸」
ジャムウクリアナノソープは、石鹸タイプのデリケートゾーン用ソープで優しく洗い上げることができます。
おすすめポイント
- 臭いをおさえるハーブを配合
- コラーゲン、エラスチン配合で洗い上がりがしっとりする
デリケートゾーンを洗う時は、タオルなどでゴシゴシ洗わず、指を使って優しく撫でるように洗いましょう。
特に粘膜の部分は、傷つけないよう気をつけて洗ってください。
ソープや石鹸を泡立てネットを使い泡立てた状態で洗うと、より優しくお手入れすることができます。
デリケートゾーンの洗浄範囲ですが、外陰部のみにとどめて膣内は洗わないようにしてください。
デリケートゾーンは陰毛にも汚れが付着しているため、毛の部分もしっかり忘れず洗うようにしましょう。
3.クリームによる陰部の保湿ケア方法とおすすめクリーム
デリケートゾーンのお手入れで必要なのは、外陰部(Vライン、Iライン)と膣内の保湿ケア。
ビキニラインや膣の外側は、専用のクリームやジェルなどを使い、優しく塗り込むようにして保湿します。
乾燥対策に使うクリームは次のようなポイントで選んでみてください。
- 保湿成分が豊富に含まれているクリーム
- 美白成分配合のクリーム(肌の黒ずみが気になる場合)
- アルコールや香料・着色料不使用のクリーム
こちらのページでも、おすすめのクリームをピックアップしてみました。
イビサクリーム
内容量/価格 35g/7,000円
保湿成分 グリセリン、水添大豆リン脂質
美白成分 トラネキサム酸、カモミラエキス
「黒ずみをケアできるデリケートゾーン専用保湿クリーム」
イビサクリームは保湿だけではなく、美白有効成分が2種類配合されていて、攻めの黒ずみケアが可能なクリームです。
おすすめポイント
- 多くの美容雑誌で紹介されている実力派クリーム
- 肌の黒ずみをケアしながら保湿できる
- アルコールや香料などが入っていなくて低刺激
ヴェレダ カレンドラ ケアクリーム
内容量/価格 25g/1,728円
保湿成分 ゴマ油、ミツロウ
美白成分 –
「天然素材だけで作られた肌に優しい保湿クリーム」
ヨーロッパでは長年敏感肌のお手入れに利用されてきたカレンドラ(キク科の植物)の保湿クリーム、デリケートゾーンにも安心して使えます。
おすすめポイント
- 保湿ケアに特化したケアクリーム
- デリケートゾーン以外にも使える
- かゆみケアにも使われるアイテム
ハーバルラビット ナチュラルゲルクリーム
内容量/価格 35g/7,000円
保湿成分 セラミド、コラーゲン
美白成分 ビタミンC誘導体、プラセンタエキス
「美白成分と保湿成分のバランスが良いデリケートゾーン用クリーム」
美白成分と保湿成分がバランスよく配合されている黒ずみケアクリーム。女の子らしい可愛いパッケージデザインで持ち運びもできるサイズです。
おすすめポイント
- 保湿ケアと黒ずみケアが同時にできる
- ジェルのように伸びが良い
- 敏感な部位でも使える専用クリーム
4.膣内の保湿ケア方法
先ほど紹介したクリームは、ビキニラインなどの外側をケアするためのもので、膣の保湿には適していません。
デリケートゾーンは、膣内の保湿ケアも重要です。
腟内の粘液が減って乾燥してしまうと、雑菌が繁殖しやすくなり、膣炎や臭い、性交痛などの原因となってしまいます。
膣内の保湿には、ベビーオイルやホホバオイルなどのオイルを使ったケアと、インクリアなどの膣洗浄器を使ったケアが一般的ですが、特におすすめなのはジェル状の膣洗浄器による保湿ケアです。
膣洗浄器には、精製水で膣内を洗い流すタイプと、乳酸が配合されたジェルで膣内環境を整えるタイプがあります。
ジェルタイプの膣洗浄器は、膣が本来持つ自浄作用を守りながら膣内の環境を整えるので、臭いやおりものなどのトラブルを起こさずに膣内のケアをすることができます。
デリケートゾーンの臭いが気になる人は、陰部だけでなく膣内もしっかりとケアするようにしましょう。
5.デリケートゾーンの肌が乾燥してしまう原因
デリケートゾーンが乾燥してしまうのには、様々な理由があります。
デリケートゾーンが乾燥する原因
- 間違ったお手入れ
- 脱毛
- 下着の摩擦
- 生活習慣の乱れ
肌が乾燥する間違った洗い方や毛の処理
デリケートゾーンの洗いすぎ以外にも、カミソリや毛抜きを使った自己処理が肌を余計に乾燥させてしまい、黒ずみなどの原因となってしまいます。
デリケートゾーンのムダ毛が気になる場合は、自己処理の頻度を少なくするか、脱毛などのムダ毛処理に変えて肌の負担を軽減することで乾燥を防ぐことができます。
脱毛
自己処理よりも肌への負担が少ない脱毛ですが、脱毛後の肌もケアを怠ると乾燥してしまいます。
脱毛後は、なるべく丁寧な保湿を心がけて、肌の乾燥を防ぐようにしましょう。
下着の摩擦
また、下着やナプキンなどの摩擦による刺激が、肌のバリア機能を低下させて乾燥しやすい肌を作ってしまう可能性もあります。
下着は毎日肌に触れるものなので、綿など優しい肌触りの素材を選びましょう。
ナプキンで肌がかぶれやすい人は、オーガニックコットンで作られた布ナプキンに変えるのもおすすめです。
生活習慣の乱れ
偏った食生活や睡眠不足の状態では、肌に必要な栄養や再生力が与えられず、健康な状態に保つことが難しくなります。
規則正しい生活習慣と、ビタミンなどの栄養バランスが取れた食事を心がけましょう。
また、肌の生まれ変わりを促進させるために、十分な睡眠を確保しましょう。
6.まとめ
今回は、デリケートゾーンを保湿して肌を健康な状態に保つ方法について解説しました。
美容成分を補ってデリケートゾーンを保湿することで、黒ずみやかゆみなども改善することができます。
洗いすぎない洗浄と、クリームを使った保湿でコンプレックスのないデリケートゾーンを目指しましょう。